作家 箱 瀬 淳 一

<ご支援御礼>
正月一日、夕方の大地震は能登半島の景色まで変えてしまうほどの被害でした。
いまはまだ、他県からの人的支援やボランティアの方たちに助けられています。
箱瀬工房も三棟全壊という被害でした。
ただこれまで本当に沢山の人から、いろんな形での援助を戴きました。
これは弟子たちも含め、我々にとっては大切な礎になることは間違いありません。
これからの再建も長くはかかりますが、できるだけ節目節目で、皆さんにご報告したいと思います。
有難うございました。
箱瀬淳一

On the evening of the first day of the New Year, a major earthquake hit the Noto Peninsula, changing the landscape of the region.
We are still being helped by human support and volunteers from all around Japan.
Hakose-workshop also suffered the total destruction of three buildings.
However, we have received help from so many people in various ways.
This will surely be an important foundation for us, including our apprentices.
The road to rebuilding will take a long time.
I would like to report to you all at each milestone as much as possible.
Thank you very much.
Junichi Hakose

想い

蒔絵、漆仕事

そこに必要なものとは?

道具、材料、技術

もちろんそうだ

 

ただ、それだけではこの「作品」が生まれることは勿論、

貴方の目を惹きつけることは無い

                 技術以上に大切なもの
         

         それは想いと好奇心だ

目前に広がる美しい景色を求め、異文化に出向く

そんな好奇心

 

 

そこで知ることに心を打たれる

触れたものに感動する

そして、大切にし、ぶれずにいたいものを思い起こす

無駄なものは何一つない

    日々の想いと感動が、

                     私たちの「作品」となる

この「作品」が貴方に出会い

もし貴方に何かを伝えられたなら

何かを感じてもらえたなら

その想いが大切にされ

何処までも繋がってゆくことを願う

それは私たちから貴方へというだけではない

                                        過去から未来へ繋がる

        伝統という
   
                    想いなのだから

箱瀬淳一漆展

調度品の亀川 城見店
〒720-0054 広島県福山市城見町1-4-21
2024年9月13日(金)~17日(火)
10:00~18:30(最終日は15:00まで)

作家在廊日:9月13日(金)~15日(日)

〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目2−1

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チャリティーイベント@フォーシーズンズホテル東京大手町

2024年9月8日(日)

能登支援企画として、MIKO MAI Art Studioさまがイベントを開催してくださいます

※イベントは2部構成になっており、チャリティイベントのみと、イベント前後のレストランコラボをお楽しみいただけます

〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目2−1

詳しくはこちら

箱瀬淳一 漆・蒔絵展 一片の手から

2024年9月18日(水)~24日(火) 10:00~20:00<最終日18時閉場>
ジェイアール名古屋タカシマヤ 9階特設会場

〒450-6001 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1−4

<作家来場日>
20日(金)~23日(月・祝)

詳しくはこちら

ヴァン クリーフ&アーペル
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箱瀬 淳一

Van Cleef & Arpels x Junichi Hakose
動画再生

2019年の夏、一つの大きなプロジェクトが輪島で行われました。

Van Cleef & Arpels と一緒にお仕事をさせていただいて10年以上。
その一つにパピヨンラケという日本の蒔絵をほどこした作品があります。

この度、その蒔絵の繊細さ、作り手の想い、信念を素晴らしい映像に仕上げていただきました。

Van Cleef & Arpels 社のご厚意によりここで公開させていただきます。

ぜひご覧くださいませ。

 

 

モチーフの位置、数、表現方法

何をとっても普遍的で

ずっと愛されるものを
目指している。

蒔絵の技術をご紹介

蒔絵は、想像のものを描くというよりも、
一番身近なものを描くということが
最初の原点。
そこが出発である。